
Webマーケターになりたいのですが、未経験でも転職は可能なのでしょうか?実際に転職に成功した人の話を聞きたいです。
こんな悩みに答えます!
- 未経験からWEBマーケティング職に転職した方法
- 一番親身に相談に乗ってくれた転職エージェント
- 未経験可のWEBマーケティング職募集が多かった転職サイト
この記事を書いてる人

ぼくは27歳のときにコロナショックの影響で、実家の飲食店を退職せざるを得なくなり、転職活動を始めました。そして、ずっとチャレンジしてみたかった、Webマーケティング職へのキャリアチェンジに成功しました。
[ご報告]
— てん。|Webマーケター (@TeenBlog5) April 3, 2021
webマーケティング会社への転職が決まりました!飲食業からまさかのジョブチェンジです。
これもすべてブログのおかげだと思います。社長からもブログ続けてOKいただいたので、これからもどうぞよろしくお願いします😌
そこで、ぼくのように未経験からWebマーケティング職へ転職したい人向けに、どのような転職活動を行ったのか、実体験をすべてお話したいと思います。
まず端的にお話しすると、ぼくは以下の方法でWebマーケティング会社から内定をいただきました。
実際には転職エージェント6つと、転職サイト3つを利用しました。詳しくは↓で解説していきます。
未経験からWebマーケティング職への転職を成功させるポイント

未経験からWebマーケターになるためにはどうすればいいですか?転職活動のポイントを教えてください!
異業種からのWebマーケティング職への転職を成功させるためには、転職のプロからのアドバイス、情報収集の徹底は必須だと思います。
まずぼくの場合は27歳、新卒で入社した会社を半年で辞め、以後実家の飲食店でずっと働いていました。そのため、転職活動はまったく未経験、履歴書・職務経歴書の書き方もよく分からない、面接で何を話せばいいの?といった状態です。
そこで以下のような発想に至りました。
- 転職ノウハウはすべてプロに聞いてしまおう
- 募集情報は自分でも集められるから積極的に動こう
今思い返してみても、この判断は正解だったと思います。
転職エージェントの利用は必須、転職のプロからアドバイスをもらう

転職のプロって誰のことですか?
転職のプロとは転職エージェントのことで、企業と求職をマッチングさせるビジネスを展開しています。
転職エージェントは、
- その業界の転職市場の状況説明
- 希望に合った求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 企業との連絡
など、すべて無料で行ってくれます。
転職エージェントを無料で使える理由

なぜ転職エージェントは無料で使えるのですか?
転職エージェントは企業からお金をもらっているため、求職者側は無料でサービスを利用できるのです。具体的には、企業と求職者がマッチングした際に、転職エージェントは報酬をもらえます。
そのため、求職者の転職成功が、転職エージェントの利益につながるため、全力でサポートしてくれるわけです。
後ほど改めて紹介しますが、ぼくが利用した転職エージェントは以下の6つです。
転職サイトには複数登録し、募集情報を漏れなく集める
転職エージェントのサービスを利用して、履歴書・職務経歴書の準備が整ったら、求人に応募します。自分から情報を集めるため、転職サイトに複数登録しておきましょう。

転職エージェントはアドバイスだけでなく、求人も紹介してくれるのですよね。それならすべてエージェントに任せればいいのではないでしょうか?
エージェントが紹介してくれる求人は質が高いですが、数に限りがあります。なぜなら転職サイトよりも転職エージェントのほうが広告料が高いからです。そのため、転職サイトには求人を出しているが、エージェントでは取り扱っていない求人が山のようにあります。
また転職エージェントは、どちらかと言えば即戦力を求める求人を豊富に取り扱っています。そのため未経験からWebマーケターに転職するならば「未経験可」の求人が多く掲載されている転職サイトの利用は必須と言えるでしょう。
企業サイトからもWebマーケティング職の募集がないか調べる
転職サイトに頼るだけでなく、企業のコーポレートサイトもチェックするようにしましょう。転職サイトには載っていない求人を見つけられる場合があります。
さらには企業視点から考えると、コーポレートサイトからの求人は採用コストがかかりません。ほかの応募者と能力に差異がなければ、採用コストがかからないほうを選択すると考えられます。
転職サイトからの応募者と差をつけられるので、ひとつのテクニックとして頭にいれておくといいでしょう。
未経験からWebマーケターになるため利用した転職エージェント

実際に利用した転職エージェントを教えてください。
ぼくは6つの転職エージェントを利用しました。しかし、先にお伝えしておくと、 リクルートエージェントとdodaエージェントサービス以外はほとんど活用できませんでした。
これはエージェントととの相性が影響しています。転職エージェントは、担当ガチャ、つまり良いエージェントに出会えるか否かがとても重要です。
そのため、転職エージェントは複数登録して、自分に一番合っていると感じたサービスを利用しましょう。
ぼくの場合はそれがリクルートエージェントと、 dodaエージェントサービスでした。以下、参考にしてみてください。
リクルートエージェント

ぼくが一番おすすめしたい転職エージェントです。担当していただいたK村さんには本当にお世話になりました。もし、ぼくがもう一度転職活動をするのであれば、迷うことなくもう一度利用したい転職エージェントです。
おすすめポイント①:人材業界最大手なだけあって求人数が一番多い
リクナビエージェントは人材業界最大手のリクルートHDが運営しています。そのため、利用したエージェントの中で一番多く求人情報を提供していただきました。
未経験からWebマーケティング職になるためには、求人情報の数が非常に重要なので、その点ではかなり助かったと記憶しています。
おすすめポイント②:エージェントの能力が高い
転職エージェントサービスでは専任のエージェントが1人付いて、転職のアドバイスをしてくれます。ぼくの担当をしてくれたK村さんはとても親切で、利用したサービスの中で、一番優秀なエージェントだと感じました。
特にモチベーション管理がとても上手でした。転職のスケジュールを一緒に考え、TODOリストを作成くれたり、転職のスケジュールを緻密に練ってくれたりも。
初めての転職で不安がとても大きく、暗闇を歩ているような気分でしたが、K村さんのおかげで一気に道が開けた感覚を覚えています。
おすすめポイント③:専用のアプリが使いやすい
転職活動で割とめんどくさいのが求人に応募するときです。しかし、リクナビエージェントは専用のアプリがあり、求人の管理がとても簡単でした。
転職活動では少しの煩わしさが積み重なり、心が折れそうになることがあります。それを防ぐためにも、ユーザビリティの高いサービスを利用するのは非常に重要です。
気になった点:求人のレベルが若干高い
リクナビエージェントの求人はほかのサービスよりも、企業が求めている人材の質が高いような気がしました。つまり未経験だと書類で落とされる確率がかなり高いのです。
ただし、求人数が多く、担当のK村さんが毎回丁寧にフィードバックをくれるので、ぼくの場合はそこまで問題はありませんでした。
dodaエージェントサービス

ぼくがサブで利用していた転職エージェントです。リクナビエージェントで添削してもらった職務経歴書を、dodaのエージェントに渡して、さらにブラッシュアップするような使い方をしていました。
おすすめポイント①:企業が審査するポイントを事前に教えてくれる
これは担当の人との関係性次第かもしれませんが、ぼくの場合は一次選考で問われる能力を担当の人が割と教えてくれました。そのおかげで、dodaの選考では一次試験の突破率が高かったのを記憶しています。
おすすめポイント②:転職ノウハウをメールでまとめて送ってくれる
テンプレのような定型文ではありますが、メールで転職活動のステップごとに転職ノウハウを送ってくれるのが非常に助かりました。
もちろんほかのエージェントでもノウハウは提供してくれますが、dodaエージェントは一番内容が簡単、言い換えると「これなら自分でもできる」という気持ちにさせてくれました。
転職未経験の自分にとってはdodaがちょうどよかったです。
気になる点:アプリが少し使いづらい
リクナビエージェントが使いやすぎたのかもしれませんが、dodaエージェントのアプリは若干使いづらい印象を受けました。具体的に言うと、一度閲覧した求人の管理や、求人応募がワンステップでできないのが非常に不便。
もしかしたら、今は改善されているかもしれません。
マイナビエージェント

マイナビエージェントはぼくが初めて登録した転職エージェントです。担当者と相性が悪く、本格的な利用はしませんでしたが、未経験からWebマーケティング職への転職の厳しさを知る良いきっかけとなりました。
おすすめポイント:エージェントのアドバイスが的確
ぼくの担当のエージェントは転職経験が豊富な方で、未経験から異業種に転職する際の厳しさを率直に伝えてくれました。
最初は厳しいこと言う人だなと思いました。だけど今思い返してみると、この人の話を聞いていなかったら自分の置かれている状況に気が付けず、危機感をもって転職活動に励めなかったかもしれません。
気になった点:営業感が強い
異業種からWebマーケターへの転職の厳しさを話してくれたとお伝えしましたが、ある意味あれはふるい落としだったかなと思います。
エージェントはボランティアではないので、一定の成果を挙げなくてはいけません。つまり、見込みの薄い人(転職に成功しなそうな人)は一定ライン切る必要があるのです。
ぼくも少しだけ営業経験があるので、見込み切りされたと分かりました。まあ、27歳で飲食業からWebマーケティング職志望は、自分で考えても見込みが薄いと感じます。そう考えると、リクナビエージェントとdodaでは、本当に運よく良い担当の方に付いていただいたなと思います。
就職Shop

リクルートHDが運営している「未経験特化」の転職エージェントです。掲載されている求人は100%取材したものを掲載しているので、正社員経験が浅いけど正社員として働いてみたいという「若者」向けのサービスとなっております。
おすすめポイント:未経験から人材を育成した企業の求人を取り揃えている
こちらの転職エージェントは一言で言えば「正社員未経験向けの転職エージェント」です。
そのため取り扱っている求人が本当の意味での「未経験可」の求人。よくある未経験可と書いてあったものの、いざ入社してみたら即戦力を求められて超過酷といった心配をしなくていいのがポイントです。
気になった点:若者が対象
上記に挙げたおすすめポイントですが、大前提として若者が対象。ここで言う「若者」とは10代後半から20前半、つまり第二新卒が適用される範囲らしい(面談時初めて知った)です。なんと27歳は若者とは認定されず、紹介できる求人がないと門前払いされました。
おそらく見込みが薄いと判断されて切られたのでしょう。
27歳で未経験からWebマーケターになるのは、とても過酷な道と再認識できてよかったと思うようにしています。
ハタラクティブ

ハタラクティブは「20代のフリーター・既卒・第二新卒」を対象にした転職エージェントです。コンセプトは就職ショップと似ていますが、ハタラクティブでは厳しい助言をいただいたものの、いくつか求人をいただけました。
また、未経験からWebマーケターになるための、現実的なルートを教えてくれたのはハタラクティブのエージェントです。
おすすめポイント:理想のキャリアに対して現実的なプランを教えてくれる
ハタラクティブのエージェントが伝えてくれたキャリアプランは以下のようなものです。
まず27歳から未経験でWEBマーケティング職は難しいので、下積みが必要。下積みとは、広告代理店の営業から始めて、インターネット広告の知見を深めてWebマーケティング会社に転職するというものでした。
ぼくは新卒でHP制作の営業、つまり広告営業をやった経験があり、とても嫌な思いをしたので、ぜーったいやりたくない。結果、エージェントの提案に対して首を縦に振れませんでした。
気になった点:求人情報が少ないのでは
上記提案をリクナビエージェントがしなかったのを考えると、そもそもハタラクティブは未経験可のWebマーケティング職の求人をもっていなかったのでは、とも考えられます。
しかし対象が20代と言っているものの、既卒や第二新卒を対象にしているので、メインターゲットはおそらく20代前半です。27歳は見込み薄と判断されて切られたのかもしれません。
エン転職エージェント
二度と利用したくない転職エージェントです。担当ガチャを外して、最悪のエージェントを引いてしまいました。
「実家の飲食店で働いていたって、実質職歴なしってことですよね。」
エージェントのこの言葉にひどく傷つけられました。一生許しません。
エージェントには当たりはずれあると聞きますが、本当なんだなと実感しました。
未経験可のWebマーケティング職募集が多かった転職サイト

未経験可のWEBマーケティング職求人が多い転職サイトを教えてください。
ここではぼくが実際に利用した転職サイトをお伝えしておきます。下記以外にもさまざまな転職サイトを利用しましたが、大手が正義という結論に落ち着きました。
やはり求人の数が多い大手ほど、未経験可の求人が多数あるようです。なので今から紹介する転職サイトはすべて登録するのがおすすめです。
マイナビ転職
ぼくが内定をいただいた企業の求人が掲載されていたのがマイナビ転職です。(現在も募集しているみたい)
マイナビ転職は最も未経験可のWEBマーケティング職求人が多いと感じました。また、書類通過率も一番よく、マイナビ経由の面接が一番多かったと記憶しています。
リクナビNEXT
人材業界最大手のリクルートが運営しているリクナビNEXTも多くのWEBマーケティング職求人が掲載されていました。ただ、マイナビ転職に比べると書類通過率が悪く、もしかしたら企業が求めている人材の質が高めの求人が多いのかもしれません。
doda
上記2サイトに比べると、求人情報は少ないですが情報漏れがないよう登録しておきました。実際、2次選考まで進んでいた企業もあり、チャンスを広げるのに大いに役立てたと思います。
まとめ「未経験からWebマーケティング職を目指すなら、転職のプロの力を借りながら、自分で道を切り開く」

未経験だけどWEBマーケターになりたい!そう思ったらまず転職エージェントに相談するところから始めましょう。
転職エージェントに相談することで以下のような疑問が解決します。
- 自分の市場価値はどれほどなのか(転職難易度)
- 現在のキャリアでWebマーケターになるためにはどんな戦略が必要か
- Webマーケターに求められるスキルと自分の強みの共通点
ネットで調べているだけでは分からないことがたくさんあります。分からないことはプロに聞くのが手っ取り早いです。悩んでいる時間がもったいないので、転職エージェントに聞いてしまいましょう(転職エージェントは無料で利用できます)
注意点としては、転職エージェントとは相性もあるので、複数のエージェントサービスの利用がおすすめです。最低でも大手3つには登録しておきましょう。
また、エージェントに頼るだけでなく、転職サイトや企業サイトから自分で求人を集める習慣をつけましょう。
転職活動は行動力と情報収集力が問われます。思い立ったらすぐに行動です。
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